文化の架け橋プロジェクトから生まれた、2027年日本・ルクセンブルク外交関係樹立100周年に向けた国際文化共創プロジェクト
文化の架け橋プロジェクト 2027 ―日本・ルクセンブルク外交関係樹立100周年記念 ― 想いがつなぐ工芸、育む絆
子どもたちの想いを工芸へ。
工芸を人と人の対話へ。
対話を次の100年へ。

作り手との出会いから始まった文化の架け橋は、子どもたちの出会いへと広がり、いま、子どもたちの「平和」「未来」への想いを工芸に託して、次の100年へつながろうとしています。
2024年、8PEACEは、日本とルクセンブルクの双方に受け継がれてきた鳥笛文化を通じて、両国の人と文化をつなぐ国際交流を実現したいという想いから、「文化の架け橋プロジェクト」を始動しました。
2025年2月には、ルクセンブルクを訪問し、両国の鳥笛文化に携わる作り手同士の交流を実現。さらに同年4月、大阪・関西万博で生まれたルクセンブルク少年合唱団と立命館小学校の子どもたちの出会いが、新たな交流の物語へとつながりました。
「また会いたい。」
その想いから生まれた子どもたちの「平和」と「未来」への願いを、今度は日本とルクセンブルク双方の作り手が、それぞれの技と文化を重ねながら形にします。
そして、その文化共創作品を両国の人々が見て、触れ、体験し、対話することで、国際相互理解を育み、2027年の外交関係樹立100周年を契機に、その先の100年へと続く持続的な国際交流の循環を生み出すことを目指しています。
2024 → 2025 → 2026 → 2027 → NEXT 100 YEARS
文化の架け橋プロジェクト「The Hatobue & Péckvillerchen Project」|STORY
2024 → 2025.02 → 2025.04 → 2026.02 → 2026.07 → 2027
2024
鳩笛による文化の架け橋
8PEACEは、在ルクセンブルク日本国大使館を通じて文化機関ルクセンブルク芸術振興センターCentre pour la promotion des arts Luxembourg(以下CEPA)とつながり、両国に受け継がれてきた鳩笛文化に着目。
「鳩笛を通じて、国際交流を深め、作る幸せと使う喜びにあふれる世界をつくりたい!」という想いから、「The Hatobue & Péckvillerchen Project」をスタートしました。

2025.02
想いが海を越えて出会い、作り手交流を実現
8PEACEがルクセンブルクを訪問。
現地で鳩笛をつくる陶芸家 Maryse Linsterさんと出会い、日本側では青森・下川原焼の鳩笛を扱う草刈静香さんをオンラインでつなぎ鳩笛の両国の歴史や作り方や色付け方法など、鳩笛を通じてお互いの文化を探求しました。
両国の鳩笛文化を通じた、国際交流が動き始めました。

2025.04
ルクセンブルク少年合唱団と立命館小学校の子どもたちの出会い
大阪・関西万博開幕日に実現したルクセンブルク少年合唱団と立命館小学校合唱部による交流ステージが実現。
歌や文化交流を通じて交流した子どもたち。
言葉や文化の違いを越えて、子どもたちの間に生まれた想い。
「また会いたい。」

2026.02 & 07
「平和」と「未来」をテーマにアートワークショップを実施
「また会いたい。」という想いから始まった交流は、次のステージへ。
45人のルクセンブルク少年合唱団の子どもたちと、30人の立命館小学校合唱部の子どもたちが、
「平和」と「未来」への想いを鳩笛と屏風の絵に託しました。

2026.02
再会、そして共創へ
2026年2月、8PEACEは再びルクセンブルクを訪問。
CEPAの関係者とMaryse Linsterさんとの交流を重ね、2027年の日・ルクセンブルク外交関係樹立100周年を記念する文化共創について、具体的な対話を重ねました。
鳩笛、屏風、敷台。
両国の文化と技をどのように重ね、子どもたちの「平和」と「未来」への想いを形にしていくのか。
子どもたちの想いを、両国の工芸によって形にするプロジェクトが動き始めました。

2027年 日本とルクセンブルク外交関係樹立100周年
2027
子どもたちの想いが、工芸を通じて文化共創作品へ
子どもたちが描いた「平和」と「未来」への想いを、
日本(京友禅、京表具、い草)とルクセンブルク(鳩笛)の作り手が受け取り、それぞれの技と文化を重ねて、一つの文化共創作品にします。
<日本>
意匠制作:京友禅手描部門糊置の伝統工芸士 吉田麗氏
屏風制作:京表具伝統工芸士 田中善茂氏
敷台制作:熊本産い草を福岡県大川市で加工する 石橋直樹氏
<ルクセンブルク>
鳩笛制作:陶芸家 Maryse Linster氏
<マネジメント>
8PEACE:企画・調整・進行管理

NEXT 100 YEARS
2027年をゴールではなく、次の100年の始まりへ

文化共創作品が、人と人をつないでいく
完成した文化共創作品は、日本とルクセンブルクをめぐり、
展示やワークショップ、音楽、対話を通じて、さまざまな人の出会いを生み出します。
そして、その出会いから生まれた新しい想いが、
また次の交流へとつながっていく。
2027年、日本とルクセンブルクの外交関係樹立100周年を一つの節目として、
次の100年へ続く文化交流の循環を育てていきます。
■ なぜ日本とルクセンブルクの「鳩笛」なのか?――遠く離れた二つの国の共通点
8PEACEは、日本とルクセンブルクという遠く離れた二つの国に、
「鳥笛」と
「子どもへの願い」
共通する文化的背景が存在することに着目しました。
日本では、子どもの健やかな成長や平和を願う縁起物として、地域ごとに色や形、素材が異なる多様な意匠を持ち、郷土玩具として受け継がれている「鳩笛」。
日本には古くから、「その土地の土をなめると子どものかんの虫(夜泣きや疳癪)が収まる」という民間信仰があり、地域の土を用いて鳩笛が作られてきた歴史があります。また、八幡神の使いが鳩であったことから、鳩笛は子どもの健やかな成長や魔除け、開運を願う縁起物として、各地の八幡宮を中心に広がっていきました。
一方、ルクセンブルクでは、春の訪れを祝う伝統行事で子どもの興味関心を引くためにつくられ、現在はルクセンブルクの文化的アイコンとして親しまれる陶器の鳥笛「Péckvillerchen(ペッカフェルシェン)」。
その起源は、陶器職人たちが余った陶土を使い、子どもたちを惹きつけるために小さな鳥笛を作ったことにあるとされ、現在では春の訪れを告げるルクセンブルクの象徴的な文化として、子どもから大人まで広く愛されています。
特徴は、1音だけではなく、2音・3音と美しい音色を奏でられる点にあります。
毎年、新作の鳥笛を楽しみに訪れるコレクターも多く、世代を超えて受け継がれる春の風物詩として親しまれています。
それぞれの歴史の中で大切に受け継がれてきた「HatobueとPéckvillerchen」。
鳩は、古くから世界各地で”平和”の象徴として親しまれてきました。
そして2027年、日本・ルクセンブルク外交関係樹立100周年。
8PEACEは、“平和”を象徴する鳩笛を通じ、両国の文化・人・未来をつなぐ新たな国際文化共創プロジェクトとして、その節目を祝い、さらには、次の100年に向けた平和への想いを未来へつなぐために、文化の架け橋プロジェクト 2027 ―日本・ルクセンブルク外交関係樹立100周年記念 ― 想いがつなぐ工芸、育む絆
「The Hatobue & Péckvillerchen Project」国際文化共創プロジェクトを企画・運営しています。
■キーワード
子どもの感性とルクセンブルクのアーティストと日本の伝統工芸の技が融合
「平和」
「文化融合作品製作」
「国際交流」
「次世代教育・次世代継承」
「自然との共生」
■ 鳥笛と屏風の融合――日本とルクセンブルクの文化を融合し、新たな文化共創作品の創出に挑戦
8PEACEは、ルクセンブルクで文化交流を重ねる中で、Péckvillerchenが持つ歴史や物語、文化的背景が十分に伝わらないまま、棚に並べられているという現状に着目しました。
そこで、本プロジェクトでは、ルクセンブルクの鳥笛と、日本の伝統工芸士が手掛ける屏風・敷台を融合させることで、国境や世代を超えた新しい文化共創作品の創出に挑戦します。
加えて、製作する屏風や鳩笛には、子どもたちが描いた自由な発想や平和への想いを、伝統工芸の技によって未来へ残すことを目指しています。



(写真)2026.02 Maryes Linsterさん・CEPA・ペダルトジャポン主宰宮﨑奈々子さん・8PEACE
2027年の日・ルクセンブルク外交関係樹立100周年記念 文化共創作品 鳩笛・屏風・敷台について具体的に話し合いました。
■ 子どもたちと創る未来――次世代へ文化と平和の価値を継承
2026年2月、ルクセンブルク少年合唱団の子どもたち45名、2026年7月、立命館小学校合唱部30名とともに、鳩笛アートワークショップを開催しました。
参加した子どもたちは、2025年大阪・関西万博への出演をはじめ、文化交流を通じて互いの文化への理解や関心を深めてきました。
アートワークショップでは、両国の鳩笛についての歴史や違いについて講演したのち、「平和」「未来」をテーマに、子どもたちが自由な感性で鳩笛や屏風の下絵を描いてもらいました。
両国の花や植物、平和を象徴するモチーフ、橋や川、虹など、それぞれの想いが込められた作品が数多く描かれました。
本プロジェクトでは、単なる作品制作に留まらず、子どもたち自身が「文化を創る側」として参加することを大切にしています。
異なる文化や価値観に触れながら、子どもたちが描いた“平和への想い”を、作品を共創する体験とともに、伝統工芸という形で未来へ残していくことは、次の100年に向けた次世代における国際理解と親交の促進、ひいては、文化継承にもつながる重要な取り組みになると考えています。



(写真)2026.02 ルクセンブルク少年合唱団・ペダルトジャポン主宰宮﨑奈々子さん・8PEACE


(写真)2026.07 立命館小学校合唱部・京友禅 吉田麗さん・京表具 田中善茂さん・8PEACE
■ 2027年 日・ルクセンブルク外交関係樹立100周年――展示・発信に向けて
現在、日本およびルクセンブルクにおいて鳩笛・屏風・敷台の製作、展示、発信、教育連携の準備を進めています。
2026年2月にルクセンブルクを訪れ、世界遺産地区の星付き和食レストランKAMAKURA 宮前一さん、そして世界初、唯一の女性としてボキューズ・ドール賞を獲得したシェフLéa Linsterさんと懇談しました。
加えて、ルクセンブルクに30年以上在住し、日本文化の啓蒙機関ペダルトジャポンを主宰する宮﨑奈々子さんと共に日本文化に興味関心のある現地の方へ伝統工芸の紹介をしました。
2027年1月にBelle Etoileにて開催されるJapan Weekに出展する他、春の伝統文化行事「Emaischen(イーマイシェン祭)」をはじめ、文化施設や日本文化関連拠点での展示・販売を計画しています。
また、日本国内においても、文化施設や教育機関、国際交流イベント等との連携を進めています。
さらに、子どもたちや作り手との文化交流活動を継続しながら、工芸・教育・食・音楽・空間を横断した体験を通じて、未来に向けて継続的に文化共創をつなげてまいります。
2027年の日本・ルクセンブルク外交関係樹立100周年は、これまで築かれてきた友好の節目であると同時に、新たな100年へ向けた出発点でもあります。
本プロジェクトを通じて生まれる文化・人・想いのつながりを、日本とルクセンブルク双方の未来へつないでいきます。



■ 共創パートナー募集――共に文化を育み、未来へつなぐ仲間・取材のお問い合わせ
2027年は終着点ではなく、
次の100年へ向けた新たな出発点です。
平和を奏でる鳥笛とともに、
未来へつながる文化の架け橋を一緒に育てませんか。

「The Hatobue & Péckvillerchen Project」では、2027年の日・ルクセンブルク外交関係樹立100周年に向け、本プロジェクトの理念に共感し、ともに文化・教育・国際交流の未来を創る企業・団体・個人の皆様を募集しています。
ご賛同いただける皆様には、本プロジェクトを通じて国際文化交流・次世代教育・サステナビリティ・地域文化振興などの分野における社会的価値創出や、日欧をつなぐ文化外交活動への参画機会等をご提供します。
ご支援いただいた皆様と共に、伝統工芸を通じた新しい国際文化共創モデルを育み、次の100年へつながる文化の架け橋を築いてまいります。
ご関心をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
●企業
文化・観光・教育・食・空間演出・サステナビリティ
●教育機関
小学校・中学校
●文化機関
美術館・文化施設国際交流団体
●メディア
取材・情報発信
We are open to dialogue with organizations that share our values regarding cultural ties and peacebuilding.



「文化の架け橋プロジェクト」
2024年から8PEACEが展開する国際文化共創活動「文化の架け橋プロジェクト」は、文化の融合により伝統工芸を通じた国際友好の輪を拡げるプロジェクトです。
作り手にとっては、伝統を活かしながら新たな挑戦をする喜び。
使い手にとっては、美しいものとの出会いの喜び。
「つくる幸せ」と「使う喜び」が響き合い、心をつなぎます。
Objectif
- Promouvoir la compréhension interculturelle à travers l'artisanat.
- Encourager la créativité et le dialogue pacifique entre les enfants.
- Renforcer la pertinence de l'artisanat traditionnel dans la société mondiale.
- Renforcer les liens culturels entre le Japon et le Luxembourg.
Contenu du programme

Atelier de peinture Hatobue

Dialogue pour la paix à travers la culture

Fabrication d'un sifflet à pigeon pour commémorer le 100e anniversaire de l'établissement des relations diplomatiques
Une collaboration entre un fabricant de sifflets à pigeon luxembourgeois et un artisan traditionnel japonais

Exposition/présentation des œuvres
Le contexte culturel du sifflet à pigeons
Le sifflet à pigeon est un jouet traditionnel présent dans toutes les régions du Japon, symbole d'une culture qui a toujours souhaité la bonne santé et la croissance des enfants. Il en va de même au Luxembourg.
La colombe est un symbole universel de paix, et le fait de faire résonner son son revêt une signification de partage de prières et d'espoirs.
Valeur sociale attendue

- Durabilité culturelle
- Engagement des jeunes et éducation à la paix
- Réinterprétation du patrimoine
- Collaboration transfrontalière
Les valeurs qui me sont chères

Connecter les artisans et les utilisateurs
Construire des ponts culturels
Générer la paix grâce à la création partagée
Message
Cette activité vise à créer un espace de co-création culturelle internationale à l'occasion du centenaire des relations diplomatiques entre le Luxembourg et le Japon en 2027, en partageant la culture à travers les thèmes de la « flûte à colombe », du « dialogue », de la « paix » et de l'« artisanat », et en transmettant cette culture à la prochaine génération.
Il s'agit d'une initiative visant à approfondir l'amitié internationale tout en explorant les nouvelles possibilités d'une transmission durable de la culture et d'une éducation pour les générations futures, à travers un processus de développement commun de la culture plutôt que de transmission unidirectionnelle.
パートナー共創
Nous sommes ouverts au dialogue avec les organisations qui partagent nos valeurs en matière de liens culturels et de consolidation de la paix.
