〜平和を奏でる〈鳩笛〉がつなぐ、文化の架け橋〜

A Cultural Bridge for Peace Celebrating 100 Years of Diplomatic Relations Between Japan and Luxembourg

受け継がれてきた鳥笛文化を通じて、文化・人・未来を結ぶ国際文化共創プロジェクト
An international cultural co-creation project that connects culture, people, and the future through the bird whistle culture passed down

8PEACEは2024年より、伝統工芸を通じて互いの文化と想いを結ぶ国際文化交流事業「文化の架け橋プロジェクト」を展開しています。これまでルクセンブルクやドイツを中心に、在外公館主催レセプション、国際文化機関、教育機関、現地企業などと連携し、延べ600名以上が参加する文化交流・共創活動を実施してまいりました。

単なる伝統工芸品の制作・販売にとどまらず、国内外の職人・子どもたち・企業・文化機関が“共に創る”ことを重視し、「空間」「体験」「文化交流」を共有することで、平和・文化継承・国際交流・次世代教育といった社会的価値を育みながら、国際的な工芸振興と新たな文化共創モデルの構築を目指しています。

■ なぜ「鳩笛」なのか?――遠く離れた二つの国の共通点

8PEACEは、日本とルクセンブルクという遠く離れた二つの国に、

「鳥笛」と
「子どもへの願い」

共通する文化的背景が存在することに着目しました。

日本では、子どもの健やかな成長や平和を願う縁起物として、地域ごとに色や形、素材が異なる多様な意匠を持ち、郷土玩具として受け継がれている「鳩笛」。
日本には古くから、「その土地の土をなめると子どものかんの虫(夜泣きや疳癪)が収まる」という民間信仰があり、地域の土を用いて鳩笛が作られてきた歴史があります。また、八幡神の使いが鳩であったことから、鳩笛は子どもの健やかな成長や魔除け、開運を願う縁起物として、各地の八幡宮を中心に広がっていきました。

一方、ルクセンブルクでは、春の訪れを祝う伝統行事で子どもの興味関心を引くためにつくられ、現在はルクセンブルクの文化的アイコンとして親しまれる陶器の鳥笛「Péckvillerchen(ペッカフェルシェン)」。
その起源は、陶器職人たちが余った陶土を使い、子どもたちを惹きつけるために小さな鳥笛を作ったことにあるとされ、現在では春の訪れを告げるルクセンブルクの象徴的な文化として、子どもから大人まで広く愛されています。
特徴は、1音だけではなく、2音・3音と美しい音色を奏でられる点にあります。
毎年、新作の鳥笛を楽しみに訪れるコレクターも多く、世代を超えて受け継がれる春の風物詩として親しまれています。

それぞれの歴史の中で大切に受け継がれてきた「鳩笛とPéckvillerchen」。
鳩は、古くから世界各地で”平和”の象徴として親しまれてきました。

そして2027年、日本・ルクセンブルク外交関係樹立100周年。

“平和”を象徴する鳩笛を通じ、両国の文化・人・未来をつなぐ新たな国際文化共創プロジェクトとして、その節目を祝い、さらには、次の100年に向けた平和への想いを未来へつなぐために、「The Hatobue & Péckvillerchen Project」国際文化共創プロジェクトを企画・運営しています。

「The Hatobue & Péckvillerchen Project」で目指すこと――キーワード

単なる工芸品製作ではなく、

「平和」
「文化融合作品製作」
「国際交流」
「次世代教育・次世代継承」

「自然との共生」

■ 子どもの感性とルクセンブルクのアーティスト日本の伝統工芸士の技が融合

2026年2月、大阪・関西万博にも出演したルクセンブルク少年合唱団の子どもたち45名と共に「平和・つながり・未来」をテーマにしたワークショップを実施。
子どもたちが自由な感性で描いた下絵をもとに、現在は京都手描友禅 伝統工芸士 吉田麗氏、京表具 伝統工芸士 田中善茂氏、ルクセンブルクの陶芸家 Maryse Linster氏、ルクセンブルク芸術振興センター Centre pour la promotion des arts Luxembourg(CEPA)らと連携しながら、2027年に向けた記念作品の制作および展示計画を進めています。

単なる伝統工芸品の制作にとどまらず、次世代教育やサステナブルな社会づくりにも寄与する、これまでにない新しい国際共創のモデルです。

■ 鳥笛と屏風の融合――日本とルクセンブルクの文化を融合し、新たな文化共創作品の創出に挑戦

8PEACEは、ルクセンブルクで文化交流を重ねる中で、Péckvillerchenが持つ歴史や物語、文化的背景が十分に伝わらないまま、棚に並べられているという現状に着目しました。

そこで、本プロジェクトでは、ルクセンブルクの鳥笛と、日本の伝統工芸士が手掛ける屏風・敷台を融合させることで、国境や世代を超えた新しい文化共創作品の創出に挑戦します。

 加えて、製作する屏風や鳩笛には、子どもたちが描いた自由な発想や平和への想いを、伝統工芸の技によって未来へ残すことを目指しています。

本プロジェクトの企画・運営を担う8PEACEは、国内外において伝統工芸を軸とした企画・開発・販売・文化交流事業を展開し、これまでに日本大使館関連事業、欧州文化機関、教育機関、現地企業等と連携した国際文化共創プロジェクトを多数実施しています。

京友禅の制作を担うのは、京都手描友禅 伝統工芸士 吉田麗氏。繊細な技と豊かな色彩表現を得意とし、今にも動き出しそうな躍動感ある作品を生み出しています。子どもたちが描いた一枚一枚の絵に込められた個性や感性を尊重しながら、伝統技法によって新たな価値へと昇華します。

また、屏風制作を担うのは京表具伝統工芸士 田中善茂氏。伝統的な表具技術を継承しながらも、「伝統は歴史ではない。未来へつなぐためにある」という考えのもと、国内外で空間演出や新たな表現に挑戦しています。

鳩笛は、ルクセンブルク在住の陶芸家で、鳥笛を通じた平和啓蒙活動も行う Maryse Linster 氏が製作します。

伝統技術を未来へつなぐため、日本とルクセンブルク、それぞれの文化的背景や価値観・技術を尊重しながら、未来へとつながる文化プロジェクトとして国境を越えた職人同士の共創が進んでいます。

子どもたちと創る未来――次世代へ文化と平和の価値を継承

2026年2月、8PEACEはルクセンブルク少年合唱団の子どもたち45名とともに、鳩笛アートワークショップを開催しました。

参加した子どもたちは、2025年大阪・関西万博への出演をはじめ、東京・京都など日本各地でコーラスを披露するだけでなく、日本の子どもたちとも文化交流し、日本文化への理解や関心を深めてきました。

ワークショップでは、「平和」「つながり」「未来」をテーマに、子どもたちが自由な感性で鳩笛や屏風の下絵を制作。
両国の花や植物、平和を象徴するモチーフ、橋や川、虹など、それぞれの想いが込められた作品が数多く描かれました。言語や国境を越えて生まれたこれらのデザインは、今後、日本の伝統工芸士やルクセンブルクの陶芸家たちの手によって、実際の工芸作品として形になっていきます。

本プロジェクトでは、単なる作品制作に留まらず、子どもたち自身が「文化を創る側」として参加することを大切にしています。異なる文化や価値観に触れながら、子どもたちが描いた“平和への想い”を、作品を共創する体験とともに、伝統工芸という形で未来へ残していくことは、次の100年に向けた次世代における国際理解と親交の促進、ひいては、文化継承にもつながる重要な取り組みになると考えています。


■ 2027年 日・ルクセンブルク外交関係樹立100周年へ向けて――記念品製作・展示・発信計画

現在、日本およびルクセンブルクにおいて鳩笛・屏風・敷台の製作、展示、発信、教育連携の準備を進めています。
ルクセンブルクでは、春の伝統文化行事「Emaischen(イーマイシェン祭)」をはじめ、文化施設や日本文化関連拠点での展示・販売を計画しています。また、日本国内においても、文化施設や教育機関、国際交流イベント等との連携を進めています。

さらに、子どもたちによるデザインワークショップや文化交流活動を継続しながら、工芸・教育・食・音楽・空間演出を横断した文化体験へと発展させ、次世代へ文化と平和の価値を伝える国際文化共創モデルとして展開してまいります。

2027年の日本・ルクセンブルク外交関係樹立100周年は、これまで築かれてきた友好の節目であると同時に、新たな100年へ向けた出発点でもあります。
本プロジェクトを通じて生まれる文化・人・想いのつながりを、日本とルクセンブルク双方の未来へつないでいきます。

■ ロードマップ――国際交流・共創・継承

■ 国際連携体制

共創パートナー募集――共に文化を育み、未来へつなぐ仲間・取材のお問い合わせ

2027年は終着点ではなく、
次の100年へ向けた新たな出発点です。

平和を奏でる鳥笛とともに、
未来へつながる文化の架け橋を一緒に育てませんか。

「The Hatobue & Péckvillerchen Project」では、2027年の日・ルクセンブルク外交関係樹立100周年に向け、本プロジェクトの理念に共感し、ともに文化・教育・国際交流の未来を創る企業・団体・個人の皆様を募集しています。
ご賛同いただける皆様には、本プロジェクトを通じて国際文化交流・次世代教育・サステナビリティ・地域文化振興などの分野における社会的価値創出や、日欧をつなぐ文化外交活動への参画機会等をご提供します。
ご支援いただいた皆様と共に、伝統工芸を通じた新しい国際文化共創モデルを育み、次の100年へつながる文化の架け橋を築いてまいります。

ご関心をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

●企業
文化・観光・教育・食・空間演出・サステナビリティ

●教育機関
小学校・中学校

●文化機関
美術館・文化施設国際交流団体

●メディア
取材・情報発信

We are open to dialogue with organizations that share our values regarding cultural ties and peacebuilding.

Objectif

  • Promouvoir la compréhension interculturelle à travers l'artisanat.
  • Encourager la créativité et le dialogue pacifique entre les enfants.
  • Renforcer la pertinence de l'artisanat traditionnel dans la société mondiale.
  • Renforcer les liens culturels entre le Japon et le Luxembourg.

Contenu du programme

Atelier de peinture Hatobue

Dialogue pour la paix à travers la culture

Fabrication d'un sifflet à pigeon pour commémorer le 100e anniversaire de l'établissement des relations diplomatiques

Une collaboration entre un fabricant de sifflets à pigeon luxembourgeois et un artisan traditionnel japonais 

Exposition/présentation des œuvres

Le contexte culturel du sifflet à pigeons

Le sifflet à pigeon est un jouet traditionnel présent dans toutes les régions du Japon, symbole d'une culture qui a toujours souhaité la bonne santé et la croissance des enfants. Il en va de même au Luxembourg.

La colombe est un symbole universel de paix, et le fait de faire résonner son son revêt une signification de partage de prières et d'espoirs.

Valeur sociale attendue

  • Durabilité culturelle
  • Engagement des jeunes et éducation à la paix
  • Réinterprétation du patrimoine
  • Collaboration transfrontalière

Les valeurs qui me sont chères

Connecter les artisans et les utilisateurs

Construire des ponts culturels

Générer la paix grâce à la création partagée

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Message

Cette activité vise à créer un espace de co-création culturelle internationale à l'occasion du centenaire des relations diplomatiques entre le Luxembourg et le Japon en 2027, en partageant la culture à travers les thèmes de la « flûte à colombe », du « dialogue », de la « paix » et de l'« artisanat », et en transmettant cette culture à la prochaine génération.

Il s'agit d'une initiative visant à approfondir l'amitié internationale tout en explorant les nouvelles possibilités d'une transmission durable de la culture et d'une éducation pour les générations futures, à travers un processus de développement commun de la culture plutôt que de transmission unidirectionnelle.

パートナー共創

Nous sommes ouverts au dialogue avec les organisations qui partagent nos valeurs en matière de liens culturels et de consolidation de la paix.