「一つの想いが、人と人を結び、作品が生まれ、互いの文化とビジネスがつながる」
使う人の想いと職人が心を込めて生み出した作品が、海を越え、暮らしに寄り添う。
その出会いを通じて、想いと互いの文化が響き愛、“文化の架け橋”がつながる一歩になります。

プロジェクト概要
-伝統工芸と国際交流を通じて、使い手と作り手の想いと暮らしを結び、”使う喜びと作る幸せの循環と連鎖”を生み出す挑戦-
文化交流だけではなく、ビジネスだけでもない
国際文化交流とビジネスの融合

8PEACEがプロデュースする「文化の架け橋プロジェクト」は、世界の“使い手”と日本の職人”作り手”の感性と技で、日本各地の伝統工芸と、世界各国の人々のライフスタイルを結びつける国際共創プロジェクトです。
伝統工芸の技と想いを活かしながら、海外の現地ニーズに寄り添った商品開発や交流イベントを行うことで、伝統工芸を「文化資産」として守るだけでなく、
互いの心を結び合う“文化の架け橋”をつくり、国際市場での持続可能な商品開発・販路拡大・国際的な事業連携を実現しています。
【特徴1】
職人× 海外のライフスタイル
↓
匠の技と現地ニーズをつなぐ商品開発

【特徴2】
工芸品 ×国際市場に対応したブランディング
↓
国際トップ外交の場での展示・ワークショップ

天皇誕生日祝賀レセプション(2025年2月
【特徴3】
文化交流 × 持続可能な販路開拓
↓
販売チャネルの獲得

建築家 ノルベルト・ブラコニエ 氏オフィス(2025年2月)
活動内容
想いと文化がつながる時間と空間をつくるプロジェクトの取り組み
―どの瞬間にも共通するのは、「対話」と「体感」
それこそが、私たちが大切にしている文化交流の形です―
【共同商品開発】
レストラン・カフェ・ショップなどのパートナーと協働し、現地のライフスタイルに寄り添う新商品を共同開発します。

【文化交流イベント】
現地ユーザーと語り合い、文化とストーリーを伝えるプロモーションを通じ、ブランド価値向上に寄与すると同時に現地のニーズや文化的背景を把握し、互いの文化理解を深めます。

【販路開拓・販売支援】
現地の飲食店・ショップ・展示会を通じて販売機会を拡大。

事績・成果
小さな一歩が、大きな笑顔に。これまでの歩み
2025年2月、ルクセンブルクにて6つのプロジェクトを実施しました。
展示、ワークショップ、イベント、商談を通じて、延べ300名を超える人々と出会い、日本の伝統工芸を体感してもらい、現地メディアや店舗にて好評を得、欧州での日本工芸の認知拡大すると同時に、新たな販路ネットワークを確立しました。
展示・ワークショップ・文化交流イベント
工芸品を手にした瞬間、
「日本文化の持つ奥深さ、自然を敬い知恵として活かす素晴らしさを身近に感じられた」と語る人。
盃を交わしながら、
「この器で家族と特別な時間を過ごしたい」と微笑む人。そこには、国境を越えて作る幸せと使う喜びの共有がありました。
<ルクセンブルクでのイベント実績>
・在ルクセンブルク日本国大使館主催天皇誕生日祝賀レセプション出展
(来場者:政府・国民議会関係者、経済界関係者、教育・文化関係者、外交団等)
・在ルクセンブルク日本国大使館にてスーパースピーチキッズアカデミー 共催 こども大使イベント
・建築家ノルベルト・ブラコニエ氏オフィスにてHouse of Japan 共催三川内焼×日本酒ペアリング体験イベント
・日本文化アンバサダー ペタル ド ジャポン協会 共催イベント
・サークルミュンスターでのワークショップ・講演・アペロ
・ルクセンブルク芸術振興センターにてルクセンブルクの鳩笛作家と青森県弘前市の鳩笛作家とのリアル&オンライン交流会
オンライン交流会
食文化、教育・子育てにおける共通点や相違点について理解を深めました。
<日本から>
伝統工芸の歴史、技、職人の想い、現地販売に向けた仮説、現在チャレンジしている作品の紹介
<ルクセンブルクから>
現地のシェフ、現地企業にお勤めの会社員、子育て・教育関係者、ホテル・観光学校、ルクセンブルク大使館員等らとそれぞれの視点による文化的傾向や趣味嗜好の紹介
現地のシェフからは、「歴史、そして今まさに伝統を受け継いで新たな挑戦について聞けてアイデアが湧きました」という声を。
職人からは、「食事シーンを想像できる具体的な事例に学びが多く、アイデアを創作活動に活かします。」という嬉しい声を頂いています。

現地のニーズに寄り添った商品開発
2025年開発中の商品
オリジナルのサイズ・形・紋様・ロゴ・色など、季節やおもてなしの心を表現するお誂えのテーブルウェア、インテリア用品など日本の職人による匠の技で製作いたします。


クラウドファンディング
2024年11月21日から2025年1月30日まで三川内焼×ルクセンブルク【伝統工芸×国際交流】互いの文化と想いを結び「文化の架け橋」を共につくるプロジェクトのクラウドファンディングをCAMPFIRE for Social Goodにて実施しました。
クラウドファンディング開催期間中には1万2千人を超える方々にページをご覧頂き、194名もの皆様から265万8千円ものご支援を賜りました。
ご支援並びに温かいコメントの数々、本当にありがとうございました。
改めて心よりお礼申し上げます。

<クラウドファンディングURL>CAMPFIRE for social Good の掲載ページはこちら
プロジェクト後援
長崎県、佐世保市、三川内陶磁器工業協同組合、NPO法人 ZESDAよりプロジェクトを後援いただきました。
またクラウドファンディング開催において、佐世保市長 宮島大典様、明治大学 奥山雅之教授、NPO法人ZESDA代表 桜庭大輔様より応援コメントを賜りました。



・想い・ストーリー
なぜ【伝統工芸×国際交流】⇒ビジネス」なのか
日本の伝統工芸は、何千年、何百年という時を超えて受け継がれてきました。
一つひとつの作品には、職人の祈りや、土地の風土、先人たちの知恵が宿っています。
しかし、ここ40年ほどに起きた高度経済成長期による工業製品の普及やライフスタイルの変化による需要減少などで、伝統工芸に携わる人が約40年で5分の1まで(23万4千人)減少し、技と事業の継承と同時に需要の創出が課題となっています。
(従事者数データ 1979年:288,000人/2020年:54,000人)

8PEACE 代表の八木温子は、アメリカで伝統工芸を販売していた経験から、
「世界には、日本の工芸品に対する価値を理解し、求めている人がたくさんいる!」というニーズと同時に、
「人・国・時代・環境が変われば求めるものが変わる!」ということを身をもって感じました。
そこで、私は日本の伝統工芸品をそのまま海外に展開するのではなく、『作る人と使う人の対話を通じて、共につくる』こと、そして『互いの文化を重ね合わせ、人や国、時代、環境に必要とされるスタイルにアップデートさせることで作る幸せと使う喜びを創り出していきたい!』その想いから、このプロジェクトは始まりました。
私たち8PEACEは信じています。
工芸品を“ただのもの”として届けるのではなく、
そこに込められた想いと共に届けること。
文化交流をきっかけに現地ニーズと互いの想いを結び、
「作る幸せ」HAPPY と「使う喜び」PEACEが世界中に循環・連鎖する未来をつくると。


今後の展望
次の文化の架け橋とビジネス機会の創出
私たちの挑戦は、まだ始まったばかりです。
高級レストラン向けの商品開発プロジェクトをはじめ、ルクセンブルクから、フランス、ベルギー、ドイツへ。
さらに多くの人々と想いと文化を結び、欧州市場での販路ネットワークの強化に向けて歩みを進めます。
2027年には、日本とルクセンブルクの外交100周年を迎えます。
その節目に向けた更なる交流を促進するための文化交流イベントの企画と参画し未来に続く「文化の架け橋」を共に築いていきたいと思います。
【現在進行中のプロジェクト】
・職人の匠の技×食文化による新商品開発
・伝統工芸品×現地小売販売店による新商品開発
・外交100周年に向けた文化交流の深化

参加・共創のご案内
共に文化の架け橋をつくり、ビジネスへとつないでいきませんか?
私たちは、共に文化の架け橋をつくるパートナーを募集しています。
私たちは、企画・コーディネート・販売支援まで一貫して実施しています。
あなたの想いとアイデアが、新しい文化の架け橋を生み出します。
・匠の技によるカスタマイズ商品を求める飲食店や小売店の方:現地ニーズに根ざした商品を一緒に開発
・世界に向けて日本の工芸を届けたい職人・工芸事業者の方:現地のライフスタイルに寄り添う作品の共同開発
・国際交流や教育に関心を持つ団体・個人の方:交流イベントやワークショップの共催
小さな想いからでも大歓迎です。
海外展開や共同開発、文化交流に関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
担当者より折り返しご連絡させていただきます。