「伝統工芸×国際交流」 in ルクセンブルク②2025年2月26日 日本文化交流 開催のご報告と御礼

ルクセンブルク在住で日本文化をルクセンブルクで広める活動をしているペタル ド ジャポン協会 会長 宮﨑奈々子様にご協力頂き、日本文化に興味を持つ約20名の方々に向けて、Heart Cycle Connectionsの講演及び三川内焼のデモンストレーションを実施しました。

イベントでは、冒頭に8PEACE 八木から本プロジェクトの目的「作り手と使い手の想いが込められた伝統工芸で国際友好関係を深め世界の伝統工芸文化を発展させる」ことについて、そして今ルクセンブルクに来られて皆さんとお会いできるのは、日本でクラウドファンディングを実施して、日本から194名、265万8千円のご支援を頂いたお陰であること、そして約1年にわたりルクセンブルクとオンラインで交流を深めながら両国の文化を融合した作品が生まれたことなど活動内容について講演しました。

「265万8千円はユーロ換算するといくらなの?」と質問があり、「約16,400ユーロです(当時のレート換算;1ユーロ162円)」とお答えすると、「多くの支援者と支援金があったからこそ今こうして私たちが実際にリアルな日本文化を感じられて感謝しています。」とおっしゃって頂きました。

その後長崎県三川内焼の中里太陽氏による三川内焼の講演および本プロジェクトを機に誕生した日本とルクセンブルクの文化を融合した作品のデモンストレーションを行いました。

みなさん、食い入るように動画や写真にデモンストレーションの様子を撮影していらっしゃいました。
また、三川内焼の歴史や細工にも非常に興味を持って頂き、皆さんからの質問が次から次と出てきて終わらない質問の嵐でした。

日本の伝統工芸がもつ歴史や技術、芸術性はスポーツや音楽と同様に国や言葉、人種を超えて人を魅了するのだということがわかりました。

その後はアペロという名の歓談タイム。 
宮﨑奈々子さんお手製の太陽の形をしたパイやほっぺたがとろけ落ちそうなほど美味しいチョコレートケーキ、ルクセンブルク名物の白ワインをご用意頂き、アットホームでエンドレスなトークを深夜まで繰り広げました。

20年以上ルクセンブルクの地でルクセンブルクの文化に根差した形で日本文化を普及されている宮﨑奈々子さんは、ルクセンブルクの方々に愛され、共に素敵な関係を築きあげていらっしゃることを知り、尊敬すると同時に、日本文化を伝えたいという熱い想いを共にしながらかけがえのない素敵な時間を共有させて頂き、とても有難く嬉しかったです。奈々子さん、ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。

ferring/

Follow me!